このたび、一般社団法人日本プロ管理職協会の設立にあたり、謹んでご挨拶申し上げます。
私たちはこれまで、社会保険労務士法人として50年以上にわたり、数多くの企業の現場と向き合ってきました。
その中で強く感じてきたのは、「管理職の在り方」が職場の雰囲気、チームの成長、組織の生産性、そして企業の未来を大きく左右するということです。
しかしながら、管理職が正しい知識と自信を持って行動できる環境は、いまだ十分とは言えません。
「この指導はハラスメントにあたらないか」
「この対応で本当に正しいのか」
日々の判断に迷いながらも、正解が見えないまま現場に立ち続けている管理職が数多く存在しています。
そこで私たちは、管理職に必要な知識を体系的に学び、その力を“見える形”で証明できる仕組みとして、「管理職技能検定」を創設しました。
この検定が、やがては多くの企業において昇格基準や育成制度として正式に取り入れられ、“管理職のスタンダード”として根付いていくことを目指しています。
それは、個人の自信につながるだけでなく、企業の信頼、そして社会全体の“働きやすさ”につながると私たちは確信しています。
日本の管理職を、変える。
その先に、“自律的に学び、共に育つ組織文化”を日本社会に広げていく。
この協会を通じて、志ある管理職の皆さまがつながり、学び合い、高め合える場を共につくっていきましょう。
どうぞよろしくお願いいたします。
